ー住みながら！水回りリフォームを依頼することはできる？ー

水回りリフォームを検討するときに、在宅しないといけないのか、引越しが必要になるのかという不安も出てくるでしょう。

 

水回りリフォーム中に在宅できると、状況が分かるだけに安心感があります。しかし、仕事をしていて昼間は留守にする場合も工事は可能です。

 

近年は共働きの家庭も増え、臨機応変に対応しています。

 

しかし、引越しについては話が別です。住みながらの工事が難しいケースもあります。今回は水回りリフォームの気になる「住みながら」についてご紹介します。

 

引越しが必要？

水回りリフォームのなかで、キッチンとお風呂の工事であれば、順番に工事を進めれば住みながらでも可能です。キッチンの工事のときには外食や出前を頼み、お風呂の工事のときにはスーパー銭湯で温泉気分を味わうのも良いでしょう。

 

しかし、住まい全体におよぶフルリフォームであれば仮住まいをお願いするケースが多いです。フルリフォームでなくても工事内容によっては、仮住まいの方が工期短縮につながる場合もあります。

 

住みながらの水回りリフォーム。作業するにも資材を置くにも、ご家族の生活スペースを考えながら進めることになります。その結果、作業効率が落ちてしまいます。

 

戸建て住宅の水回りリフォームなら、人気の街で期間限定の仮住まいを楽しんでみるのも一案です。

 

住みながらというのは、工事内容だけなく、家族構成やライフスタイル、家財の量によっても異なるため、期間限定で仮住まい（引越し）せざるを得ないケースがあることを忘れないでください。

 

住みながらの水回りリフォーム

水回りリフォームの内容によりますが、キッチン、トイレ、浴室、洗面所すべてまとめて工事する場合、水回りが同時に利用できなくなります。

 

それでは住みながらの生活に支障をきたしてしまいます。そこで、水回りが利用できないタイミングをズラして工期を組む提案もされています。これに関しては、各リフォーム会社によって考え方が異なります。事前に相談することをおすすめします。

 

たとえば、1期工事と2期工事に分けて工事を行います。これにより住みながら水回りリフォームを見届けることができます。

 

1期工事に浴室交換と洗面台交換、トイレ交換を行い、2期工事にキッチン交換、フローリングやクロス張り替えを行うような流れです。

 

ストレスを抱えるケース

住みながらでも水回りリフォームは可能です。しかし、ご家族にとってストレスを抱えるケースも少なからずあります。

 

たとえば、現場養生を行いユニットバスを解体する作業では、どうしても大きな音が発生したり、埃も舞います。このため、住みながらの工事では事前説明や養生を入念に行います。

 

それでも騒音問題に耐えきれないケースもなくはありません。

 

また、キッチンリフォームなら納期は発注から2週間〜、オーダー仕様になると1か月近くかかることもあります。さらにキッチンのみならずLDKをリフォームするなら納期まで本格的な使用はできないこともあります。キッチンだけでなく、リビングまで使用できないことに不満が出るケースも少なくありません。

 

騒音問題、ハウスダスト問題などにより快適な環境ではなくなり、ストレスを感じやすくなります。ご家族それぞれ、ストレス耐性は異なります。住みながらとなるなら、ご家族でしっかり話し合いを行なっておきましょう。

 

おわりに

住みながらの水回りリフォーム。規模が小さい場合や、スケジュールをズラすことで可能ですが、その場合にはリフォーム会社としっかりした打ち合わせを行いましょう。

 

また、仮住まいを希望するなら、鍵の受け渡しをどうするか、工事に関わらない部屋には立ち入らないなど、事前に打ち合わせしておきましょう。

 

こちらを参考に、より良い水回りリフォームを依頼してみてください。