水回りリフォーム クロスで気軽にイメージチェンジできる

キッチン、トイレ、お風呂、洗面所…これら水回りは毎日使用する場所です。

それだけに、「汚れやすい場所」でもあります。

 

なぜ、汚れやすいのかと言うと、水回りのデメリットになる「水」と「雑菌」に原因があります。

放っておくと落としにくくなる厄介な汚れです。

 

そこで、クロスで気軽に内装リフォームしてみましょう！

費用がかかるイメージのある水回りですが、貼り替えリフォーム程度なら安く済むこともあります。

 

水回りの汚れについて

クロスを貼り替えるリフォームといっても、自分好みのクロスを選んで施工してもらうのでは意味がありません。

まずは、壁に付着する汚れについて見てみましょう。

 

・石けんカス（白色）

・水垢や湯垢（白や薄茶）

・油汚れ（薄黄）

・カビ（黒やピンク）

 

酸性の汚れに分類できるのは、水回りでいえばキッチンの油汚れ、手アカ、皮脂などの汚れです。

アルカリ性の汚れに分類できるのは、水回りではトイレの尿汚れです。

 

このように汚れと一口に言っても、場所によってさまざまです。この汚れに強みがあるクロスを選ばなければなりません。

 

クロスの種類

ビニールクロス

価格が安く、耐久性が高いのが特徴です。

水に強く、油汚れもお掃除シートでサッと拭くだけで簡単に落とせます。

デザインのバリエーションも豊富で、水回りリフォームに最適な種類です。

 

無機質系クロス

自然素材の土や石、セラミックなどを主原料とし、珪藻土、漆喰といった素材なら水回りリフォームにおすすめです。

不燃性紙の上面に施すので、防火性に優れています。

 

キッチンにも最適、塗装した壁のような風合いや質感を楽しめます。

なかでも珪藻土クロスは水回りに人気を集めている種類。

調湿性や消臭効果に優れているので、トイレや洗面所にもぴったりです。

 

オレフィンクロス

プラスチックの一種で、木質系や石目調デザインなどが存在します。

ビニールクロスと同じく、汚れに強く、手垢も水拭きでサッと落とせます。

 

なお、内装リフォームに良く採用される「紙クロス」「織物クロス」「木質系クロス」は、水に弱い素材です。

水回りリフォームには不向きな点に注意しましょう。

 

機能性もプラス

気軽に貼り替えリフォームが可能ですが、選ぶ際には先に紹介した種類だけでなく、機能についても確認してみてください。

例えば、消臭・抗菌・防カビなどの工夫がされた機能性クロスも販売されています。

 

抗アレルゲンや掃除がしやすい防汚機能つきのクロスも。

適材適所に用いることで、さらに快適な空間に仕上げることができます。

 

内装リフォーム業者

水回りといっても、リフォームをしたい場所はそれぞれにあるはず。

リフォーム内容や生活状況によって最適なクロスも変わってくるため、内装リフォームが得意な業者の選定も必要です。

 

どのような施工法を用いるのか、どのような材料を使うのかも業者によって異なります。

たとえば、お子さんやペットがいる家庭なら、ビニールクロスを貼る際、安心安全な糊を使用してくれるのか確認しましょう。

 

仕上がりを重視するなら、下地処理を丁寧に行ってくれるのかも確認しなければなりません。

設備交換は得意なのに、デザインセンスゼロという技術重視の業者もいます。トータルバランスでしっかり選びましょう。

 

おわりに

設備を新しい物に交換する、そのような水回りリフォームもできます。

しかし、気軽にイメージチェンジを図りたいなら、クロス貼り替えだけで十分変化をつけられるでしょう。

 

毎日使用する場所だからこそ、見慣れた内装を一新してみませんか。専門業者となら、そのような要望も可能です。