湿気が多い時期になるとリフォーム会社には水回り関係の依頼の件数が増えるといいます。
その中でも特に多いのが「水回りを汚れにくくしたい」という要望なのです。
そこで、水回りの問題解決に特化したリフォーム会社がおすすめする壁紙についてご紹介したいと思います。
壁紙選びのポイント
水回りは日常生活で必ず使う場所ですし、その場に居る時間も長いので、デザイン性よりも機能性を重視して選ぶことをおすすめします。
今は、汚れがつきにくい加工がされた壁紙の種類も増えています。
さらに湿気を吸収してくれたりと、機能面にオプション追加できる壁紙も増えているので、そうした機能性や品質の良さにこだわったお金のかけ方をしたリフォームがおすすめです。
おすすめの壁紙
水回りリフォームに強みを持つリフォーム会社によるおすすめの壁紙といえば、「防カビ・抗菌」加工がしてある壁紙です。
加えて、汚れ防止のフィルム加工がしてあるタイプをおすすめします。
このフィルム加工により、汚れた手で壁を触ったとしてもシミになりにくく、拭くとすぐにキレイになります。
またクロスを選ぶ際は、厚みがあるタイプにするだけで下地が出づらく、貼り替えできれいに仕上げることもできるので仕上がり重視ならば薄手より厚手を選びましょう。
次に、お風呂場・脱衣所・トイレなどの水回りリフォームにおすすめな壁紙が、「防カビ・通気」という加工に加え、「珪藻土」を使用している壁紙です。
珪藻土は、調湿・防炎・消臭効果があるため、湿気が滞りやすい洗面所に特に適しています。
トイレならば消臭効果を存分に発揮できます。
色は暖かみがあり、珪藻土の素材感も演出し、自然な雰囲気を醸し出せるような淡い色味がおすすめです。
また、水回り用の壁紙として適しているクロスはたくさんあります。
しかしそれだけではなく、水回りリフォームではカラーバリエーション豊富な壁紙や、格子状の凹凸があるデザインなどの色柄豊富なタイプも非常に人気です。
リフォーム会社においてもリフォーム推奨品にしている壁紙もあるでしょうから、そうしたものを担当者に訊ねてみるのもおすすめです。
オシャレな壁紙
機能性壁紙がもっとも水回りには適していますが、来客が多いご家庭ならば、トイレを使用することもあるでしょう。
少しでもオシャレに見せられる壁紙についてもチェックしておきましょう。
キッチン、トイレ、洗面所や脱衣所の模様替えをしたい方にもおすすめです。
まずは木目調の壁紙です。もちろん、本物の木材を使っている訳ではないので、水回りに使用しても問題ありません。
多くの場合、木目調を水回りに使うことはあまりないので、意外性を出すこともできます。
次に、タイル柄がプリントされたアンティーク調の壁紙です。
タイルの内装は柄が美しく、使用すると上品な雰囲気を醸し出すことができます。
本物のタイルを使用するとコストがかかりますが、壁紙を張り替えることで手軽に模様替えができます。
タイルは、洗面所をはじめ、洋風のキッチンにもおすすめです。
一面に貼るだけでなく、異なる壁紙を上下で分けるようなツートーンなどの貼り方をしてみても良いかもしれません。
まとめ
いかがでしょうか。水回りは湿気などがこもりやすく、また暗くなりがちな場所でもあります。
そのため、壁紙は機能性を第一に、明るくオシャレに魅せるようなデザインも加味するとグッと印象をアップさせられます。
また、壁だけでなく、床も同時に張替えることにより、違和感ないリフォームになるので施工を考えるなら試してみてはいかがでしょうか。
