水回りの使い勝手が悪くなったり、設備機器が故障して交換することになったりと…
何かのタイミングでリフォームをすることになるかと思います。
その時に気になるのは、水回りリフォームの工事期間ではないでしょうか。
キッチン、トイレ、浴室などは毎日使う場所になります。
工事期間がかかり過ぎてしまうと仮住居を探す必要があります。
そこで今回は、水回りリフォームを行うことになった際の工事期間についてお話したいと思います。
リフォームをしたいと思われている方、築20年以上何もしていないのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
水回りリフォームのタイミング
水回りのリフォームのタイミングとしては耐用年数を考慮しておおよそ10〜20年くらいが目安となっています。
これは、キッチンの場合であれば、排水管やガスコンロ、IHクッキングヒーターなどのキッチン機器の耐用年数が10年〜15年程度だからです。
水回りのリフォームの工事期間の目安について
工事内容や規模により変動しますが、キッチンの場合には1日〜3週間、トイレの場合には半日〜5日、ユニットバスへの交換となる浴室は1日〜7日が目安です。
水回りリフォームの中でも、浴室リフォームについては工事期間も幅があります。
在来浴室からユニットバスへのリフォームを施す場合には、天井から壁や床も含めたリフォームを行うことになります。
平均して4日、長くて7日間程度の工事期間が必要となります。
そこに、浴室乾燥機などの機能を追加するリフォームをすると、それだけ日数が長くなります。
トイレ交換など、水回りリフォームでも簡単な工事になりやすいのがトイレです。
おおよそ1日で完了しますが、和式トイレを洋式トイレにリフォームする場合や、内装や配管工事が必要になることにより5日程度は頭に入れておくといいでしょう。
ちなみに、ウォシュレットトイレの交換工事については、間取り変更を伴わない場合には半日程度でリフォームが終わります。
・養生
・便器の取り外しと撤去
・給排水工事(必要に応じて)
・内装工事として壁紙や床仕上げ材の工事
・搬入して設置
これを半日で行ってくれます。
トイレの交換となるリフォームは、15~30年ほどを目安にするのが一般的です。
また、水回りリフォームは、なるべく工事期間を延ばしたくありませんよね?
おすすめは、月曜日からの施工です。
平日の朝9時から17時まで作業を行います。土日を挟むと工事期間が延びるので、リフォームは月曜日からお願いするといいでしょう。
さらに、工事の予定が分かる工程表を提出してもらいましょう。リフォームの状況を把握しておくことも必要です。
水回りのリフォームは、同じスペースでの機器の取り替えもできますが、スペースを移動する場合には配管状況によってスムーズにできない場合もあります。
そのため、管理規約を確認したり、管理事務所や管理組合と相談したりするタイムロスもあります。
竣工図などで事前に確認をしたり、図面がない場合には解体時のチェックが必要になってきます。
ただ、施工するだけでなく、事前調査も必要になったり、手間暇がかかる施工になります。
トラブルや問題が発生しないための手順なので致し方無いのですが、工事期間は十分に余裕を見ることが大事になりそうです。
加えて、期間が延びるということは費用負担がかかることにもなります。
予算内に収まるように、見積もりを依頼しましょう。
また、東北地方では材料が搬入できない季節(冬)の影響もあります。
水回りリフォームするのに適した天候なども考えながら、リフォーム業者と一緒に計画することをおすすめします。